こちらも8年ぶり、リボーヴィレのトリンバックを訪問しました。
アルザスでも一、二を争うほど美しい村、リボーヴィレの入り口右側にワイナリーはあります。
建物のすぐ裏にはグラン・クリュの畑が。ここはフレデリック・エミールのリースリング。怪しい雲がせまってきてますね;^^ このあと大雨になりました。。
カーヴ見学のあとは一通り試飲。あまり冷たすぎない温度での試飲で味がわかりやすいです。2007は、やはりかなりの良年だったことがわかります。
最後はアペリティフがわりに、89年(超優良年!)のゲヴェルツトラミネール、セレクション・グラン・ノーブルを開けていただきました。色々なフルーツのコンフィや、キノコの裏側のような香りがして、酸もうまみもしっかり♪
「イケムより美味しいだろ?」とジャンさんはウィンク☆
ランチではリースリング・キュヴェ・フレデリック・エミールの2006年を飲みましょう♪
軽め、軽め、とメニューとにらめっこして、マグロと選択。メインのサン・ピエールも美味しかったですが撮り忘れ。エミールがどんどん開いてきてかなり好みです。
ランチのあとは、前からずーっと行ってみたくて実現していなかった、クロ・サン・テューヌに初めて連れていってもらいました!
サン・テューヌ教会の中の美しいステンドグラス。
しかし!教会のまわりの畑がクロ・サン・テューヌだと思っていたらそこは違うそうです! 驚きました!! この写真を撮っている、この場所がクロ・サン・テューヌ。遠くに教会があるの、見えますか?
クロ・サン・テューヌの畑は、なんだかそこに漂う「気」が違うと思ってしまうのは、気分に影響されているからでしょうか。なんというか、凛とした空気を感じるのです。
朝に試飲した2007年のクロ・サン・テューヌも美味しかったな〜(>_<) 世界最高峰のリースリングの一つというのがよくわかります。
この日はリボーヴィレに泊まったのでうが、偶然8年前に泊まったホテルでした!あのときは何にでもドキドキしていたなあ。今はそれより少しだけ余裕ができて嬉しい。
少し街を散策。なんにでもコウノトリ使われますね;^^
すごい大きいパン! どんなオーブンで焼いてるのかしら。
カラフルで可愛い街並みが続きます。メルヘンな気分♪
この日のディナーはジャンさんご夫妻と、お友達のご夫妻、4人のフランス人の「大人」とご一緒に。カイゼズベルグの大変良いというレストランに連れていってもらいました。
鳥の巣に入った卵を手で取らせたり(フュメされてておいしい)、カシスとフォアグラのマカロンが出たり、とフュージョンっぽい雰囲気にドキドキしてましたら、お料理はそこまで前衛的でなくて、ほっ。
アーティチョークと鰯の前菜。アーティチョークをたくさん食べるとリッチな気分になりますね♪
メインは今朝、シェフが撃ったという鹿さん。この時期の鹿はくせがないからマリネなどせずにすぐ食べれるそう。いい焼き加減♪
ワインは、
トリンバック ミュスカ 2010
ヴァインバック リースリング キュヴェ・カトリーヌ 2008
トラペ マジィ・シャンベルタン 2006
トリンバック ゲヴェルツトラミネール セレクション・グラン・ノーブル 2001
を、素晴らしいワインリストの中から選択。フランスでワインを飲むと空気のせいか?日本と違う感じ方をします。
ちなみにこの時期のフランス人同士の話は「バカンスいつから?どこ行くの?」というのがほとんどで、フランス語会話の練習を聞いているようで面白い。
夕食のあとはカイゼズベルグを少しお散歩。
ライトアップの色、ちょっと変な気がしますが、まあそれもよしとして。
ジャンさん、一日すっかりお世話になりました!!