アルザスに短期留学したのは2005年、もう10年も前のことです。アルザスの街並み、葡萄畑、ワイン、料理、そしてアルザシアンの人柄に触れて、すっかりアルザスファンになってしまった私。
第二の故郷になったアルザスを、毎年欠かさず訪れてきました☆
そしてアルザスのワインの魅力をお伝えするべく、この10年セミナーや生産者ディナー、試飲会など企画してまいりました(^^♪ そんなアルザス大好きの私に、この度アルザスワイン騎士団(正式にはConfrerie St Etienne D'Alsaceと言います)に入団のチャンスをいただきました!
実はアルザスにはいくつか騎士団がありますが、その中で最も歴史があり、格式高いのがこちらの騎士団♪ 1561年からの歴史は、アルザスのみならず、フランスの中でも最も古いものの一つだそうです。そんな歴史ある騎士団への入団(>_<)!
テストもあるときいて、ドキドキの参加です。
会場は、キンツァイム(Kientzheim)にある、シャドー・ド・キンツァイム。お庭ではアルザスの民族音楽がバグパイプなどで演奏され、その曲を聴くだけで一気に中世の世界にきたような気分に。
お庭ではブラインドディスティングを3種。品種とヴィンテージを紙に書いていきます。品種はともかく古いアルザスワインのヴィンテージは難しい;^^
そして、会場では荘厳な雰囲気で騎士団の儀式がとりおこなわれます。
ボット・ゲイルの当主、ジャン・クリストフ氏に日本での活動を紹介していただき、いよいよ舞台でのワイン試飲、そして発表。
皆さん立派なコメントを長々と述べられるので緊張しましたが、私はカタコトのフランス語で和食との相性をお伝えし、完結にまとめたところなかなか受けたようでした。ホッ;^^
承認してくださいまして、騎士団入団決定\(^o^)/
一緒に騎士団に入った方々との記念撮影☆
その後はパーティ会場に移動して、文字通り真夜中までのディナー!
このイベントだけでアルザスワインを20種類ぐらい飲みました・・・12時を回り、もう帰りたい、と思い始めると、今度は地下のセラーに移動。
1834年からのアルザスワインが貯蔵されているセラーです。おそらく、世界で一番、アルザスワインの古酒が多いのはここでしょう! それも色々なプロデューサーのワインが・・・涎が出ました(~o~)
5世紀もの歴史を持つ、アルザスの騎士団。あまり表に出ることはありませんが、伝統は山奥でひっそりと脈々と受け継がれてきたのですね・・・そんな誇り高き騎士団のメンバーに加えていただいて、大変光栄です!
誰もがその魅力の虜になる、アルザス。一人でも多くの方にその素晴らしさをお伝えすべく、これからも精一杯努めてまいります!