5月から始まる京都の風物詩といえば、鴨川の納涼床。京都人は「床(ゆか)」と呼びます。5月1日から9月30日の間だけ許可されている、鴨川の上でお料理やお酒を楽しむ風習で、江戸時代から続いているそうです。
夕暮れ時に心地よい風に吹かれながら、ゆっくりとお料理を楽しめる納涼床はとても気持ちが良く、対岸から眺めると川面に光が映っているのもまた素敵で、なんとも幻想的に見えます。この時期に京都に来られたら一度は体験してみてはいかがでしょう。
とはいえ、温暖化の昨今、7月8月はかなりの暑さであまりおすすめできません。夜ならともかく、お昼間は熱中症になってしまいそう・・・というわけで、5月と9月下旬が京都人でも行きたい納涼床の季節となります。
高級な料亭だけでなく、最近は少しカジュアルなお店もあって行きやすくなってきました。
例えば、私が行くのはこちらのお店。
(ワイングロッサリーのワインもお楽しみいただけます♪)
鳥彌三
創業は江戸時代。登録有形文化財の建物で阪本龍馬も愛した「水炊き」をいただくとタイプスリップをした気分になります。涼しい日に行くのがオススメ;^^
京都鴨川倶楽部
石畳の細い路地を抜けて、数奇屋造の一軒家のイタリアン。ゆっくりできます。
料理屋 うしのほね本店
独創的な和食屋さん。名物の「うしのほねシチュー」は絶品!
Bar ATLANTIS(アトランティス)
床で唯一のバー。食後の一杯を床で楽しむならこちら。
他にも沢山お店がありますから、ぜひお試しください。
そうそう、虫に刺されやすい方は虫よけスプレーもお忘れなく!