新年、おめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします(*^_^*)
クリスマスのイルミネーションがほぼない京都。暗い12月を過ごしましたが、お正月の角松やしめ縄飾りはあちこちで見かけます。
京都のお雑煮は白味噌に丸餅、花鰹をたっぷりかけていただきます。
でも地域によってお雑煮が異なると知った小学生の頃から、地方ごとのお雑煮がとても気になります。一時期は知り合いになった人に最初に聞くことは「ご自宅のお雑煮はどんなのですか?」と決めていたぐらい。
皆さん、どんなお雑煮を召し上がったのかしら・・。
そういえばお節料理は全国でだいたい同じ、と思っていましたが、少しずつ異なるのでしょうか。京都のお節料理の特徴は「芋坊(棒鱈と海老芋の炊いたん)」が入ること?
私の家では、他には黒豆、栗きんとん、ごまめ、お煮しめ、など一般的なお節料理でしたが、他の家庭と違ったのはお重の一段はだし巻きで埋め尽くされていました。
実はワイングロッサリーの前身は食料品店で、卵が主力商品の一つだったそうです。卵はどうしても「割れ(ひびが入ったりしたもの)」が出るので、昔は店先でコンロを並べてだし巻きを焼いて販売もしていたとかで、祖母はだし巻き作りの名人でした。年末になると段ボールで卵を仕入れて、自宅用は勿論のこと、他にも何十本と巻いて親戚に配っていました。
皆様のご家庭や地域によって、異なるお節料理のお話も聞いてみたいですが、今では「作るもの」から「買うもの」になったお節料理。お店ごとの趣向を凝らした美味しいお節料理も、お正月の楽しみです。
一月七日は七草粥、十五日は小豆粥。
皆様の1年の始まりが美味しいものと一緒で、素敵な1年になりますように。