朝7時半にブルゴーニュを出て、シャンパーニュに着いたのは10時半。シャンパーニュの畑はこんな感じです。

一軒目は、今年三ツ星に昇格した、ジャクソン!

シャンパーニュ地方の伝統的な圧搾機。

ジャクソンは今、まさに変革の途中です。キュヴェの種類も変更&整理して、造り方もどんどん変えていってるそう。ステンレスタンクを減らして大樽の比率を上げているのもそのひとつ。
樽で発酵中のワインをたくさん試飲させてもらいます。すでに発酵中の段階でワインとして素晴らしく美味しい。これってなかなかないことです!

ピノ・ノワール100%でセニエ方式で造られたロゼ。チェリーやプラムの香りもしっかり!
そのあとは座って瓶からティスティング。この方はご当主のシケさんです。

キュヴェ733、アヴィズ・グラン・クリュ2000年、シャンカン2002年(リリース前の未完成品)、テール・ルージュ・ロゼ2004年。

蜜のような、焼きリンゴのような香ばしい甘みとヨード系でまったりしたミネラルの熟成感、そして勿論美しい酸と骨格の長さ。うーん、見事すぎます!(>_<)
勿論今までもジャクソンは好きでしたが、今まで飲んでいたのは少し飲み頃より早かったのでしょうか?! うまみが、うまみが、全然違う〜(/ロ゚)/
ランチもジャクソンでいただいちゃいました♪



マグナム!

ずっと飲み続けていたくなるような素晴らしさでした。ジャクソン、すごいんですね。。。今さらながら改めて大感動でした!!
この素晴らしさを体感した私、WGで隠していた89年を販売開始することにしました。数本でーす♪
http://www.winegrocery.com/fs/winegrocery/c/912
そのあとはヴィルマール訪問。偶然イギリスのワイン・ジャーナリストとBBRのバイヤーとも一緒になって試飲します。

こちらはご当主のローラン・シャンさん。

樽の柔らかさが溶け込んでいるシャンパーニュです♪
試飲の後、地下セラーを見せてもらっていると「コトッ、コトッ」と静寂の中に何かリズミカルな音が聞こえます。

ルミアージュの職人さんがお仕事中でした!
ロゼ・シャンパーニュは澱も美しい♪

この日はジャクソンのランチを3時すぎまでいただいていたので、ディナーはボワイエのビストロで軽めに。

翌日は晴天! 畑が美しいこと!

ブージィ村ではエスカルゴの養殖販売農家に立ち寄り・・・(ちょっぴり不気味でした;^^)

前日にボランジェの写真も撮っていたことから、急遽シャンパーニュの三ツ星めぐりをすることにしました。

エグリ・ウーリエでは表から写真を撮るだけ・・・のつもりが、マダムに見つかり(笑)、「以前に京都で訪問してもらっているワインショップです」と説明すると、中でシャンパンいただいちゃいました♪ ラッキー♪

エグリ・ウーリエのシャンパンも年々すごさが増すというか、洗練されていくというか・・・そういえばジャクソンのシケさんが「広いシャンパーニュ中のTOPを、しいてあげると二つある。ウーリエとジャクソンだ」と言ってましたっけ。ナルホド・・・わかるなあ。
畑を抜けて、クリュッグ、サロン、ジャック・セロスでも記念撮影☆

ドン・ペリニヨン修道僧が眠る教会にも立ち寄りました。

マルヌ川がゆっくりと流れています。

シャンパーニュはブドウの葉がない季節でさえも、丘陵が連なる美しい土地です。この景色を覚えていて、京都でもシャンパーニュを飲みますね☆