ドイツ3日目の朝。フライブルクの朝市にお出かけ♪ パン屋さん、お肉屋さん、お花屋さん、八百屋さん(というのか?)などところ狭しに何店も軒を広げての大きい朝市。興奮する〜!
この時期はやっぱりホワイトアスパラガス! グリーンアスパラも、アスパラ・ソバージュもありますがやっぱり主役はこの時期だけのホワイトアスパラですね♪

お花もとっても美しくてうっとり、私の好きなガーベラも。

そしてこれ!これのために朝ご飯抜きました〜♪

顔との対比で大きさをアピールしたかったのですが斜めに持ってるからあまりわかりませんねえ。
大きすぎるので食べてる最中に落とさないか心配しましたが、無事に完食できました!\(^o^)/

野菜〜♪興奮するなあ〜♪

イチゴの季節でもありますね。

キノコは秋になるともっと豊富なんでしょう。でも美味しそう!

サラミを味見させてくれたら、ずっと食べ続けてられるぐらい美味しい! 一つお買い上げ♪

さて、ランチはフーバーさんとご一緒に、ドイツの伝統的なお料理を出すお店!マダムのエプロンもかわいい。

ピノ・ゼクトで乾杯。近頃ますます品質上がってる気がします。いやあ近頃、シャンパンも真っ青な美味しさですね。

2009年のオーセロワは白桃や夏みかんのような香りに瑞々しい酸、イキイキとしたミネラル。きゃータイプ!

川でとれたマスのようなお魚の上に、豚の頭の肉♪ 美味しい♪

これが絶品!モリーユのソースにアスパラ、うずらの上にはフォアグラ!!
私は通常フォアグラ食べれないのですが、これはペロリと食べちゃう至福の味。聞けば、こちらのシェフはアルザスの三ツ星、オーベルジュ・ド・リルで修業されたそうです。さすが〜♪

トロッとしたグラウア-・ブルグンダー2009年(グローセス・ゲヴェックス)も、エレガントで柔らかくジューシーなシュペートブルグンダー2008年(ユウゲレーベン)もマル♪

しかしやっぱりマルターディンゲンのマグナム2008年が最高でした!ミュジニィみたいなミネラルと上品さ!すごい!このマグナムは、「バリッククラブ」という名前で完全予約制、日本には300本しか入らないワイン。あと数十本で完売だそうです。これは安すぎっ(>_<)! ピノ好きはぜひご予約を!!勿論私も予約します♪
さあ、ランチのあとは畑です。

樹齢100年の樹↑もあるというマルターディンゲン村の隣の畑から。

うわあ、急斜面。登りかけたのですが角度的に無理、とあきらめて帰ろうとしたら、何故かフーバーさんは無理やり手をひいて、上にあげます。無理無理〜(>_<) やめて〜(>_<)


でも、登り終わったらこんなご褒美が待っていたのでした♪ フーバーさんの畑でとれたチェリー。瑞々しい!

そのあとは醸造所のまわりの畑をひたすら歩きます。だんだん畑になってるの、わかります?

14世紀ごろ、クロ・ヴージョから来たシトー派の修道僧たちは、この地に石灰岩を見つけて、シャンボール・ミュジニィに似ている、とピノ・ノワールを植えたそう。さもありなん、と思わせる石灰の塊が畑にごろごろ!

ここでも暑い中畑を歩きまわっていると、葡萄畑の中の小さい小屋でモスカテラーをキンキンに冷やしておいてくださいました♪ あちこちで心憎いサービス♪

こちらは日当たりが良いので、もう花が咲きかけています。葡萄の花って良い香り♪
醸造所では、ちょっと変わったものも試飲させてもらいました。ロゼ・ゼクトのドザージュ違い。いろいろ試行錯誤してはる図です↓


フーバーさんのお父様。まだ畑が現役だそうです!
色々試飲しました後、セラーのすっごく暗いところに蝋燭だけ、という怪しい状況で何やら試飲。

なんと、ずっと大事に取っておかれたという2002年のシュペートブルグンダー(アルテレーベン)。

恐ろしいほど美しく熟成していて、仰天しちゃいました! 透明感があって複雑味があって、うまみがあって気品があって。ほど良い熟成感が本当に美しいのです。これを飲んだらどんな人でもぶっ飛んじゃうでしょう!
嬉しいことに来年あたり、少しだけ入荷の予定だそうです。即座に予約しました。こ・れ・は・スゴイ! ブルゴーニュファンに飲んでいただきたいですね♪ 幸せになるワインです!

そのあとは樽からも、しっとりした2009年を試飲させていただきました。ランチから合わせて8時間ぐらいご一緒していただいたフーバーさん!ありがとうございました!

年々美しさを増すワイン。これはずっと追いかけて行きたいと心に誓ったのでした。極上のワイン・・・♪ 2002年の入荷が楽しみ♪ バリッククラブもお見逃しなく!
お顔にお疲れがでているご様子。。
お帰りになってから、おいしかったドイツワインをご紹介いただけるのを楽しみにしています(^^