ほがらかな相談はあまりなくて、かなり深くてシリアスな悩みの相談が多いのですが、それを鴻上尚史さんが親身になり、受け止め、自分で考えられるように整理して、励まされます。
自分でとことん考えてみる、相手に感情的にならずに感情を伝える、必要なら逃げる(結構これも出てきます)、新しいチャレンジをする。
こういったことを、現実に沿ってアドバイスされます。
読み終わったあとにはちょっと泣きそうな感動すらあります。うーん、もっと早くこの本に出合いたかった。
友人関係、夫婦関係、親子関係、学校のこと、自分に自信が持てないこと、などお悩みの方、オススメです。3冊出ているのですが、全部読むとかなり思考回路が勉強になります。
私もたまに読み返して、忘れないようにします。いつか、悩んでいるスタッフにもこんなアドバイスが出来るような人になれればいいなあ、と思いつつ。
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