実は私は京都以外に住んだことがないので、他の地域ではどれくらいお漬物が食べられているのか、あまり知りません。けれど確かに、京都人はお漬物が好きなように思います。
有名なお漬物屋さんもたくさんありますが、京都人は皆そこで買う……というより、昔は「お漬物は家で漬けるもの」でした。お店で買うのは「よその人」。そして「うちのお漬物が一番やわぁ」と、京都人は思っていたものです。
と、ここで過去形になるのは、最近では家で漬けずに買うおうちも増えてきたからです。
でも、うちではまだ漬けています。←母が
夏は糠漬けやしば漬け、冬は千枚漬け、春は壬生菜漬け。
すぐきや奈良漬けは、さすがに京都人でも家では作らず、お店で買います。
ちょうど今ごろ、暑くなりかけたこの時期は、糠漬けを再開する季節です。
胡瓜と茄子がレギュラー選手。ちょっと残った人参や大根、茗荷も気分が変わっておいしい。夏になると、スイカのヘタの白いところを漬けるのも大好物です。
昔は「糠漬け臭い女」や「糟糠の妻」なんて、糠漬けにまつわるイメージはイマイチだったようですが……今では「糠漬けを作る嫁は金のわらじを履いてでも探せ!」くらい、ポイントが高い気がします(笑)(若い人はそんなこと思わないかな?)
乳酸菌の中でも、日本人の腸に合うと言われている「ラブレ菌(すぐき漬け由来の植物性乳酸菌)」のように、糠漬けからも植物性乳酸菌を手軽に摂れるのが嬉しいところ。夏のご馳走ですね。それに、ワインとお漬物はどちらも発酵食品。相性も良いんですよね。
過去に何度か開催した「京都からの食べ物頒布会」でも、いつもお漬物をお送りしていました。
あの有名な「ぶぶ漬けでも食べていきなはれ」攻撃にも、お漬物とじゃこ山椒がついてきたら、「おかわり!」と言ってしまいそう。
塩分の摂りすぎには気をつけながら……
今日も、お漬物をいただきます♪
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