2009年06月20日

ブルゴーニュ訪問一日目

時間がないので取り急ぎ画像のみをアップします。文章はまた後ほど♪

メルキュレイ、ムルソー、ピュリニィ!

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2009年06月19日

マコネも晴天!

マコネにある二つの丘、その麓に広がる葡萄畑は大好きな畑のひとつです。

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テュエリー・ドルーアンを訪問♪

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2008年を樽から何種か試飲させてもらいます。シャサーニュ・モンラッシェのように美味しいですね。

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2007年はボトルから。

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お家の前にこんな標識が。ちょっと欲しい(笑)。

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ランチはドルーアン夫妻と一緒に「ドゥー・ロッシュ」というオーベルジュに行きました。リストはさすがにこのあたりのワインばかり!

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お天気が良いので表でいただきましょう♪

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見た目はイマイチ洗練さに欠けますが、皮はぱりっと、中身はふっくらと焼かれていて美味しかったです。

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私はパラソルの下にいたので日影でしたが、ドルーアン夫妻は日光をさんさんと浴びて・・・ちょっと暑そうでした;^^

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本当にこの風景が好きなので、しつこくもう一度♪ どうどう?

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ランチの後はマコン・ピエール・クロへ移動します。

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ドメーヌ・マルク・ジャンボン・エ・フィス。 繊細なワインを造る小さいドメーヌでWGでも長らく人気があります。

とても地味なドメーヌですが、実力派です。それを物語るトロフィーの数々。

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ほんと、派手ではありませんが上質のワインです。

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シャルドネの遅摘み、貴腐は甘いだけでない上品さ。素晴らしいなあ♪

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次はギィモ・ミッシェル!

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ちょうどサクランボを煮たところだそう。

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ここはお家もセラーもピッカピカ!ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい) たぶんすごーーーく掃除してるんでしょうね。ここまで綺麗なセラーって見たことありません。

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2008年のマロなし、半分マロ、完全マロ、と飲み比べ。私の好みは半分マロ。これはいいなあ。瓶詰めされるのが楽しみです!

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2007年はこの前から日本にも確か入ってましたよね。数か月前に飲んだときより美味しさを増してます。これだからワインは難しい。そして面白い♪

「樽を使ってないから偉大なワインには並べられないわ」とおっしゃっていましたが、なんのなんの、ワインの質は偉大なワインと同じです!

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ところで変わったものがお庭においてありました。

なんと自家製の、ソーラー・オーブン! 太陽の熱を利用して調理するそうです。

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触ってみるとアツアツ! オーブンより柔らかい温め方なので美味しくできるそうです。へええ。

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その奥に広がる庭園。これには感動(>_<)

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さくらんぼは勿論、イチゴもフランボワーズもアプリコット、イチジク、りんご、アーモンド、、、数えきれないフルーツの樹。

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アスパラ、トマト、レタス、じゃがいも、ズッキーニ、かぼちゃ・・・たくさんの野菜!

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全てビオディナミだそうです。ワインだけじゃないんですね;^^

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帰りかけたところで、ご主人がちょうど畑仕事から戻られてお話。

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生活全てが素敵ですねえ。日本でも美味しい野菜料理に合わせて飲んでみようっと。

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2009年06月15日

美しいボージョレ♪

11日からフランスに来ていますかわいい パリに到着後、リヨンまで飛行機で乗り換えも楽々・・・のはずでしたが、サマータイムに惑わされて飛行機を乗り過ごしました(>_<)

しょっぱなからどんくさく・・・なんとか次の飛行機に乗れたのですが、ボージョレのホテルに着いたのは夜中を過ぎていました。ううもうやだ〜(悲しい顔)

気を取り直して翌日、晴天の中ボージョレの生産者を訪ねます♪

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毎年、WGオリジナルのボージョレ・ヌーヴォーを作ってもらっているドメーヌ・ド・ラ・フュリーです!

この畑の向こうのほうにパトリックさんが畑仕事の真っ最中でした。

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ちょうどビオディナミに使う草を干している途中だそう。この草を水につけて一晩おいて、畑にまくそうです。

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「ここはヴィニュロンの台所だよ」と笑うパトリックさん。良い笑顔ですねえ。

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ボルテックスを覗き込むパトリックさん。

さあ、お天気なので外でお話しましょう。最初はロゼをいただきます。

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ガメイの上品なロゼ、爽やかで美味しいなあ♪

勿論ボージョレも試飲します。ブルイィです。うーん、つまっていてたおやかで感心の味です。

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ラベルのお話や味の傾向の話など、マネージメント担当のマダムとも細かく打ち合わせしました。

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ぶどうの実はなりかけています。このまま晴天が続きますように!

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難しいと言われた昨年。9月に畑を見たときにはぶどうの状態もあまり良くないようでちょっと心配したのでした。しかし! 11月に出来あがったボージョレを飲んでみると上品で、とても好きな味に仕上がっていたのです。これには正直驚いて、ますますパトリックさんへの信頼を深めたのでした。

今年もとっても楽しみです(●^o^●)

ちなみに・・・今まで知りませんでしたが鶏も飼ってるんですね。

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「ビオの卵さ」と見せてくれました。オイシソー!

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夕食を一緒に食べる約束をして、次なる訪問へ。

お昼ご飯はビストロでステーキ・フリット。

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次の生産者はミッシェル・ギニエさん。バリバリのビオディナミストです。

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畑を見てください。葉も元気そう、土はふかふか。美しすぎます〜!

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ちなみにこれはお隣の畑。土がカチカチですねえ。。。

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作られるワインは「エレガント」の一言。赤ワインですがミネラルがあります。うーん、まるでシャンボール・ミュジニィだ!

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しかし彼はついていないんです。。。去年は雹にやられて1200本分しか生産出来なかったのですがマロラクティク発酵が終わらずに、ヌーヴォーは出荷できず。

今年も先日雹にやられ・・・生産量は落ちそうです。生産量が落ちる=収入が激減、ということですからねえ。。頑張ってください(>_<)

そういえば今はちょうどサクランボの季節で、あちこちで見かけまするんるん

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ギニエさんの畑にもありました。ビオ・チェリー♪ 甘酸っぱくて実がしっかりしていました;^^

さあ、パトリックさんちに戻って夕ご飯☆

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ワインを飲みながら、お庭で焼いてもらったお肉などをゆっくりいただきました。

夕日が沈んでいきます。ヨーロッパの夏は10時ぐらいまで明るいので時間を忘れてしまいます。

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窓の外にはブドウ畑が広がり、とて気持ちの良い風が入ってきます。日頃の生活とは全く違って、心が洗われるなあ・・・

今年も美味しいヌーヴォー、日本で待ってますね。

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2009年05月19日

WG、信州へ行く

年に一度、今年の社員研修旅行は長野県!

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これは二日目の画像。

心がけの悪い者がいるのか(誰?;^^)、出発した当日は嵐のような大雨(>_<)

でも雨の日も大丈夫。心に栄養をあげましょう、文化をみるのです。

エミール・ガレやドームといったアール・ヌーボーの代表作品を数多く展示されている北澤美術館に行きました。

きのこのランプ・・・ガレの「ひとよ茸」を見ながら、美術館と同じ名前の(偶然らしいですが)北澤さんという方が詳しく説明してくださいました。

その後も作品をひとつひとつ解説してもらうと、ガレの哲学、思想、こだわり、技術、情熱・・・とっても賢くなった気がして嬉しいWGチームでした♪

その日はワインで宴会、夜中まで盛り上がりましたexclamation

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全員集合! 飲みました〜(●^o^●)

二日目は最初の画像のように晴天! 諏訪湖の湖畔のホテルに泊まったので、お部屋からの画像なのです。元気な人たちは湖畔をサイクリングしたそう。私は湖畔をお散歩しました。

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こんな南アルプスもみえて気分はうきうき♪

この日はヴィラディスト・ワイナリーへGO!

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玉村豊男さんのワイナリーです。

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栽培醸造責任者の小西超さんにご案内してもらいました。フランス産樽も品種によって使い分けてらっしゃるそうです。

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見慣れぬ機会・・と思ったらシードル用の圧搾機だとか!

おお、グラッパ用の蒸留機までありました。

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畑もとっても美しい♪

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標高が高いので芽吹きも遅いそうです。

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空に向かってのびる葉。生命の美しさを感じます。

ヴィラディストさんは年産2万本ほどの小規模なワイナリーですがかなりこだわって品質の高いワインを作られているのがよくわかりました。畑はどこもきれいで、こんなところで南アルプスを見ながら収穫を手伝ってみたい!と労働嫌いの私にさえ思わす良い環境♪

併設のカフェでランチをいただきます。

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乾杯は勿論シードル!

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とっても辛口な本格派です。リンゴは富士だそう。

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新たまねぎのスープ。冷たくてほんのり甘くて、体に嬉しい味♪

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シャルドネも樽が穏やかで酸が美しい! エレガント♪

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ボイルとしたアスパラと、生のアスパラ。ハーブが香り高い〜。

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パンも焼き立て。嬉しいですねえ。美味しかったので併設のパン屋さんでたくさん買っちゃいました。ふふ。

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赤はメルロー。これもバランス良いんですねえ。すごいなあ。

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わたしはサーモンを選択しました。皮がカリカリで美味しかったですよ。他にはポーク(ハーブ風味)、チキン(ハーブ風味?)などあったようです。

玉村さんにもご挨拶できて、充実の訪問でした。ありがとうございます!

今回のテーマは文化と自然とワイナリー。全てをうまく組み込んでくれたのはWGのツアーガイド岡田加奈子さん。素晴らしい旅行でしたよ! 感謝♪

京都に戻ったのは23時すぎ。お疲れ様でした!

また明日からがんばります!
posted by まさきこ at 19:19| Comment(2) | 生産者訪問! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月27日

ローヌ二日目!

さて、ローヌ訪問の続きを書きましょう。

二日目、この日は朝から雨が降って寒い一日となりました。ちょうど前の週も大雨で大変だったらしいのでもう降ってほしくない、と前日もきいていただけに、悲しい雨です(>_<)

寒い中、最初に訪問したのはジル・ロバン!

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美しいセラーです。ん? 奥に絵が描かれていますね。

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勇ましい、女闘牛士の絵なのでした。なんでもジル・ロバンは代々女系なのでこういう絵にした、とのこと。ふーむ、面白い・・・

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さすがクローズ・エルミタージュの生産者のグラスにはクローズ・エルミタージュと書かれていますね♪

Crozes Hermitage Les Marelles Blanc 2007
Crozes Hermitage Papillon Rouge 2007
Crozes Hermitage Cuvee Alberic Bouvet Rouge 2007
Saint Joseph 2006
Crozes Hermitage 1920 2005←キュヴェで選んだ特別なもの

を瓶から試飲して、その後は樽から4種試飲します♪

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って、「♪」をつけていますが、ひとつのキュヴェに対してたっぷり20分以上はお話してくださいましたので、ちょっと私は途中で疲れてきてしまいました・・・すみません(>_<) しかし、しっかり試飲ノートはつけました!

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こんなものもありました。コルクって本当に木から取られてるのね、とよくわかるサンプルです。

外に出ると雨が止んでいて、少し安心。でもあんまりお天気よくないかなあ。。

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しかし、雨露にぬれながらも葡萄は健全で、しっかり甘かったので一安心。

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ランチはタン・エルミタージュのカフェでいまいち美味しくないクロック・ムッシューをビールと共に急いで食べて、さあ次は「偉大なエルミタージュ」と絶賛される超レア生産者、ベルナール・フォーリーです♪

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「ローヌのコシュ・デュリ」と言われているとかいないとか? 

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白髪でおひげもよくお似合いのベルナールさん。セラーもすごーーーーく小さくて、生産量が本当に少ないのがよくわかります。

「先週の大雨でエルミタージュの畑はひどいことになった」と写真を見せていただきました。土がえぐれて葡萄の木が倒れていたり、畑が土砂崩れを起こしているような写真でした。ああ、これは本当に大変です(>_<)

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Sanit Joseph 2006、Hermitage 2006を飲んだあと、樽からSaint Joseph 2007、Hermitage Rouge 2007、ベサール2007、メアル2007
をいただきました。

つややかなタンニンに脱帽。

今年は畑が大変なことになってしまっていますが、負けないで頑張ってください・・・(>_<) WGでも稀少なベルナール・フォーリーは10月からのローヌフェアで少しだけ入手できました♪ 皆さんにあの艶やかさを味わっていただきたいです。

お次はこちらも有名ですね、ルネ・ロスタンを訪問させていただきます。何故か画像がないんですが・・・エレガントでバイオレットでベルベッティ、うまみまできれいなワイン達。

さあ、ローヌ最後は5つ☆生産者、アンドレ・ペレ

実はローヌに向かう車の中で、ふいに「ローヌのワインで一番好きなのは何?」と質問され、とっさに出た私の答えは「アンドレ・ペレのコンドリュー コトー・ド・シェリー」。「うん、悪くない答えだね」とクルティエさんに言われて私もちょっとほっとしたのですが(笑)、まあそれぐらい好きなんです♪

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こんな温和な笑顔のアンドレ氏。輸入元のH山さんいわく「ガチャピンに似てる」らしいのですが・・・うん、ちょっと似てるかも(笑)。

しかし、ガチャピンってスキーもスノボもパラグライダーもダンスも、おまけにスキューバー・ダイビングも出来る(いや、これを見たいときは真剣に驚きましたよ、だってあの風貌・・・沈まないの?!)天才なんです。そのガチャピンに似てるだけあってこのアンドレ・ペレさんは、すごいんです!!

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「伝説のワイン100選」とでも言うんでしょうか、ペトリュス、ロマネ・コンティ、ドン・ペリニヨン、イケムが表紙で他にも超〜有名なワインばかりが載っているのですが、その中に堂々と、

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ペレのコンドリュー コトー・ド・シェリーが載っているではありませんか(>_<) ドメーヌでこの本を見つけて感心しちゃいました。日本でもちょっとしか分けてもらえないはずです;^^

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コンドリューではシャトー・グリエが有名ですが個人的にはコトー・ド・シェリーのほうが上だと思っています。どうですか! この輝き♪ 「七色の輝きを持つ酸」というらしいのですが、それはいまいちわかりにくい表現ですね・・・まあとってもとっても輝く、ということかな。 甘い香なのですが飲むとドライでうまみはしっかり、蜜柑のようなみずみずしさ・・

マルサンヌ07、サンジョセフ07、コンドリュー07、コトー・ド・シェリー07、メルロ07のあと、サンジョセフ・ルージュ2007を樽違いで6種類試飲させてもらいました!(>_<) 少しずつ違うんですね。。。

すっかり夕方になり、その後はまたムルソーに移動。途中でリヨンに立ち寄ってブションでお食事できて楽しかったです。

でもムルソーに着いたのは深夜。運転してくださったアドちゃん、ありがとうございました(>_<)

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2008年09月15日

シャペルのてっぺん☆

ローヌといえば、ワインとチョコレート♪ そう、VALRHONAの本社はローヌにあるんですねー。

表から、チョコレートのなんともいえない香りが漂っているんです!

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ここでミルクを飲んだらココアを飲んでいる気持ちになりそうなぐらい、甘くて香ばしい、カカオの香り!

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本社は工事中で、お向かいの仮店舗で販売中。おみやげをたっぷり買い込みました。フフ。

味見しすぎてちょっと気持ち悪くなりつつ(無料でたくさんあったので欲張りました(>_<))、一軒目を訪問です♪

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シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、ガメイ、と見てきてシラーを見るとその大きさに驚きます。立派だなあ。。しっかり甘い♪

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セラーではコート・ロティと書かれたグラスで試飲させてもらいました。二割り増しぐらい美味しくなる気がする;^^

そして、こちらはマルサンヌ♪

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少し赤っぽいというか、グリっぽい葡萄なんですね。そしてそして、葡萄の実がしっかり甘いっっ! 肉厚です。

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背も高いんですねえ。比較のために並んでみました。へええ。初めてのマルサンヌ、ルーサンヌで嬉しいです;^^

せっかくローヌに来たので、かねてから上ってみたかった、エルミタージュのてっぺん、シャペルに上ることにします。

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シャプティエの100点常連ワインでも知られているこちら。

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ローヌの川が一望できます。うーん、絶景! 気持ち良いです〜♪

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シャペル(教会)自体はポール・ジャブレの持ち物なんですね。

さて、次はアラン・グライヨに訪問。

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クローズ・エルミタージュNO1の作り手といえばやっぱりグライヨ?

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サン・ジョセフは柔らかくて美しいタイプ。クローズ・エルミタージュはミネラルが厳しくて、開くのに時間がかかるタイプ。でもこれが開いたらたまらない美味しさなんだろうなあ。。

その日の夜は、ローヌ川を渡ったレストランに、アラン・グライヨ親子とご一緒させてもらいました。

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最初はムッシュー・マルサンヌが造ったマルサンヌ。サン・ジョセフ・ブランです。「小さいドメーヌだけど良いんだよ」とその言葉のとおり、辛口ながらもうまみもしっかり。

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メインはグライヨさんが持ってきてくれた、クローズ・エルミタージュの2001年。しっかり飲み頃に達していました!

グライヨさん親子、どうもありがとうございました♪

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2008年09月14日

ボージョレ訪問♪

今回のフランスの第一目的は、ボージョレ!

「ボージョレが好き」と言うと「ええ?本当に?!」と驚かれますが、本当に美味しいボージョレって優しくてチャーミングでミネラルもあって、毎日飲みたい飲み物だと思います。

そして、風景もとっても美しいです!

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なだらかな丘陵がたくさんあって・・・いいなあ♪

お昼は禅僧(笑)のような厳しさでワインを追及する、ミッシェル・ギニエさんちでいただきました。

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たっぷりのサラダ、山盛りのグラタン・ド・フィノワ、お肉は少し(さすがバリバリのビオディナミスト)、焼き立てのフォンダン・ショコラ。

ワインは勿論ギニエさんのボージョレ。ロゼがびっくりする美味しさでした!

午後からは、WGのオリジナル・ボージョレ・ヌーヴォーをお願いしているドメーヌ・フュリー。

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2006年のブルイィもしっとりしてます♪

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毎年お願いしているので、かなり打ち解けてもらっている気がします;^^

今回もお庭でゆっくり飲みながら、お孫さんとも遊びながら、世間話もしながら、ボージョレ・ヌーヴォーの話など。

今年はヴュニュロンの年。皆がそう言います。実は今年は雨が多く、雹の被害もあって、かなり厳しい年になりそうなのです。

そんなときこそ、畑に時間をかけているヴィニュロンの力量が問われる年なんですね。

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どうですか、この見事な葡萄!

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お家の裏に広がるすり鉢状の土地から、「本当に美味しいボージョレ・ヌーヴォー」は生まれます!!

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誇りを持ってABマークを掲げるドメーヌ・フュリー。今年も期待しています!

ヌーヴォーは毎年かなり美味しい(>_<)っ、ので、予約で完売してしまって解禁日には店頭にはもうなくて、申し訳ありません。ご予約がまだな方は、お忘れなく〜(ちょっと宣伝);^^

ちなみにフュリーさんが、新しいエグラッパージュの機械を買った、と自慢して見せてくれました。

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巻き込まれ注意!

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きゃあああ〜!(笑)

この日はローヌに移動して、古いけれど素敵なホテルに泊まりました。お庭のとんがり屋根もかわいいですね♪

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2008年09月10日

シャンパーニュで5軒訪問!

晴天のシャンパーニュ!

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この日は早起きして、生産者を5軒訪問!

1.Eric Rdez

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初めての訪問です。

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日本には入っていないアイテムもあるんですね。

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畑も見せてもらいました。エリック・ロデズは樽使いで有名ですが、畑もすごくきれいなのには驚きました。さすが!

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これはロデズとは関係ないのですが、この畑はなんだかおわかりでしょうか? ヒント:前回はクロ・デュ・メニルをご紹介したので今回は・・・

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これはルミアージュの機械です♪

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あ、出ました、樽! 樽からの試飲でも見事な酸とミネラルには感動。

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勿論シャンパーニュも試飲。ロゼやブラン・ド・ブランも飲めて面白かったです。ミネラルしっかりでいながらもスムーズ。

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フレンドリーで親切なご当主。来年は日本に来るかもしれないらしく、ぜひ京都にも、とお願いしました♪

2. Varinie Fanniere

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こちらも前は通ったことはあったのですが、訪問は初めて。

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噂にたがわず男前。

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ティステイングルームもモダンです。

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新しいキュヴェを飲ませてもらいました。3年間瓶内熟成させて、ドザージュは3g/Lだそう。繊細かつ力強い味でした。日本に入るのが楽しみ♪

3.Gatinois

シャンパーニュ騎士団でお世話になっている、ガティノワのピエール・シュヴァルさんにもご挨拶にいきましょう。

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セラーを見せてくれるときはいつもこのポーズ。

「パラダイスへの秘密の鍵だよ」

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何やら音がすると思ったら・・・デゴルジュマンの真っ最中。全て手作業で、しかも瓶口を凍らせずにするのは大変珍しいのではないでしょうか?!

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試飲はロゼなど。

4.Hubert Paulet

次はリリー・ラ・モンターニュに移動して、ユベール・ポレを訪問。

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こちらは年々よくなってきている、という印象を受けます。

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樽も使ってるんですね。

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あ、珍しいものも見せてもらいました! リキュール・ド・ティラージュのための、酵母の準備中♪ みんなカプセルでするのかと思ったら小さいところは違うんですねえ。

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瓶内熟成で、こういう澱が出来るわけです;^^

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そうするとルミアージュが必要になる。ふむふむ。あ、ちなみにこれはWGオリジナルのブリュット・ゼロ! ピュピトルにささっていましたので写真とりました。これが届くんですね。楽しみ!

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トラディションも柔らかいけど洗練された雰囲気。昔よりもったりした感じがなくなっていますねえ。今後にも期待です。

5.Vilmart

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最後はヴィルマール!

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試飲はBrut Zero、Brut、Grand Cellier、Grand Cellier D'or 2002、Couer de Cuvee 2000、 Creation 1999

今回のBrut Zeroは過去2回よりも美味しい! うーん、毎回少しずつ違うのはRMならではの楽しみです。

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相変わらず清潔なセラーでした;^^

ヴィルマール終了が午後7時。ここからブルゴーニュに移動です。途中でとっっても美味しくない高速のレストランで夕ご飯を食べて、ムルソーのホテルに着いたのは夜中の12時でした・・・

翌日はボージョレ訪問・・・・

<業務連絡>
今はローヌのホテルで久々にネットが繋がったのでブログを書いています。しかし、メールは受信できるのですが何度やっても送信できない(>_<) WGスタッフの皆さん、メールは読めているけど返事できないんです、お許しください(T_T)
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2007年07月13日

本物のワイン2つ

(5日目)

この日はブルゴーニュの大御所を2人訪問!

一人目は、シマリスのような髪型だけどすばらしく背筋の通ったワインを作る、シュヴィヨン!

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先日ワイングロッサリーで2004年が大人気だった、パストゥグランの2006年を試飲させてもらいました。まだ樽の中ですが凝縮感もあって果実の香りも酸もきれいで、感心する美味しさ。1/3がガメイだそうです。うーん、すごい。

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続いてブルゴーニュ・ルージュ、ニュイサンジョルジュ・ヴィラージュ、シェノー、ブースロ、ペリエール、ロンシエール、プルリエ、カイユ、サンジョルジュ、ヴォークランを樽より。艶やかでベルベッティ、力強くもエレガント!

若いものもこんなに飲めるなんて今まで知りませんでした。


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シェノー99、ロンシエール99、ブースロ96もバラ系、スミレ系の香りも出てきてミネラルもたっぷり♪

次は、硬いワインで知られるアンリ・グージョ!

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ニュイ・サン・ジョルジュの急斜面のすぐ下にあります。

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迫力あるお顔ですが、とっても親切に説明してくださった、クリスチャンさん。

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2006年を樽から。大変硬いけれど酸もタンニンもミネラルもぎゅぎゅっとつまったワインを試飲しました。確かにわかりにくいですが、王者の風格がありますねえ。

本物のワインなだけに時間がかかるのでしょうけれど、味わい方の片鱗を見た気がしました。日本に戻ったら若いワインももう一度試飲してみることにします。


<オマケ>

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この日は夜からオレルアンに移動。11時に到着してホテルがわからずに探しまわりました・・・教会は素敵でしたが疲れました(>_<)




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2007年07月12日

ブルゴーニュ滞在中♪

(4日目)

プイィ・フュッセは好きなワインのひとつです!

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畑の真ん中に教会がある風景は、なんとなくサンテミリオンを思い出しますねえ。

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驚いたことに、この地域は収穫量はなかなか多め。ぶどうがたくさんなって樹も重そうです;^^

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ドメーヌ・フェレ。

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ドゥー・ロッシュ。

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気合入ったシャルドネは見事!

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そして、ギィイモ・ミッシェル。

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前回訪問したときには病み上がりだった奥様も、今回はお元気そう。

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2005と2006を試飲しました♪ 2006はよりエレガントで、2005はしっかりした味わいで、食べ物とあわせたくなります。

ちなみにこの日はお昼はグリル・レストランへ行きましたが、ここが結構気に入りました。内装も古めかしくて・・・

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薪でジュージューと焼いてくれます。

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ジゴ・ダニョーも中身はピンク色で、付け合せのグラタンドフィノワも美味しくて満足♪

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さて、この日の午後は畑をまわり、そろそろ日本食が恋しくなり・・・夜は一人でボーヌの和食屋さん、「寿司海」に行きました。
日本酒だって飲んじゃいました♪ さて、どっちがお水でどっちが日本酒でしょう?

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木のカップに入ったほうが日本酒?と私はいつも思っちゃうのですが実は木のカップがお水で、ガラスのグラスが日本酒です;^^

つきだしは、鶏のキモです。

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こんな感じで握ってくださいます。

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手打ちうどん(かき揚げつき)、お味噌汁、お寿司盛り合わせをいただきました♪ ちょっと多くて残しちゃいましたが・・・(>_<)

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2007年07月10日

ボージョレ・ボージョレ!

(3日目)


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ボージョレはガメイの国。毎日ガメイを試飲して本当に美味しいガメイに開眼しています!

この日もエヴァンタイユという協同組合でドメーヌもののガメイを片っ端から試飲。

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普通は協同組合というと持ち寄った葡萄からワインを作る、もしくはワインをブレンドしたものを販売するところがほとんどですが、ここは少し違っていてブレンドのワインも販売はしていますが各ドメーヌのワイン販売の手助けをされています。そういうのっていいですねえ。

しかしさすがに30種類ぐらいのガメイ試飲は疲れました。そうしたら最後に、ソーセージを出してくださるという素敵なサービス(笑)。

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このソーセージがやたらと美味しくて、かなり食べてしまいました;^^

ランチはメゾン・ド・ボージョレというクラシックなレストランに、エヴァンタイユの世話役の方とご一緒しました。飲み物は6種類のボージョレのクリュをグラスで選んで6ユーロ、という試飲コースを彼が提案。さすがボージョレ、まだガメイ!


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今はまだ青い実のままですが、色づいて美味しいワインになる日が楽しみ♪

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青空に伸びるつると小さい葉。ぴんと伸びて生命力を感じます!

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ボージョレ訪問♪

(2日目&3日目)

いよいよ、ボージョレです!

2年前からWGオリジナルのヌーヴォーをお願いしているフュリーさんを尋ねました。

昨年のヌーヴォー、他いろいろを試飲して、細かい打ち合わせ♪


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そのあとはマダムの手料理をご馳走になりました。

色とりどりのサラダ。

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ぶどうの絞りかずで2時間焼いたソーセージ!

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ポテトも美味しかったです♪

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そして今回の驚きは、1989年のブルイィ!

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熟成ワインの良さと、優しいながらも豊富なミネラルがあって、、、すごいなあ
(>_<) 2007年もとっても楽しみ。美味しく作ってくださいね〜、とお話をしてきました。

楽しみ!




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ブルゴーニュ訪問中!

(1日目)

先週末からフランスに来ています。今回はボージョレ・ヌーヴォーがメインの目的です!

かなり美味しい(本当です♪)WGオリジナルのヌーヴォー↓

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でもその前に、ブルゴーニュに少しだけ寄り道をして、アルマン・ルソーに訪問!
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2006年を樽から試飲させてもらいました。

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2006年は全体的に難しい年だとは思うのですが、さすがルソー! つやかかで清らかな果実がバランスよく、「偉大なワイン」の予感をびしばし感じさせてくれました。瓶に詰められるのが楽しみ♪

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今回はKハチのNさんとこの日はご一緒でしたので、ルソーのあとは北から順に、畑めぐり。テロワールを舐めるように(笑)見ていきます。途中でクロ・ナポレオンの畑を見ていたところ、「像が見たい!」と思い立って山の上のほうまで銅像を見に登りました。

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これを見るのは初めて! クロ・ナポレオンのラベルと一緒なのには少し感動。クロ・ナポレオンが飲みたくなってしまった単純な私です;^^

この日はボーヌで夕食を食べたあと、マコンまで移動。翌日からボージョレです!

(ちなみに・・・フランス出発の前夜はニューオータニ大阪のサクラでアンリ・ボワイヨさんのディナーに参加していたのですが、なんと翌朝のフライトはアンリ・ボワイヨさんと同じ飛行機でした。偶然です;^^  美味しいワインを作る意気込みにあふれたアンリさんとツーショット・・・のはずが後に見えるのはS谷さんですね)

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2007年03月31日

ついに・・・ディディエ・ダグノー訪問!(>_<)

朝9時にクロ・マリのマダム、フランソワーズさんのおうちを出発! 南仏→ロワールへの車の旅、フランスを横断するんです♪

と言っても私は助手席にいるだけで何もせず・・・朝9時に出発して、ディディエさんのおうちについたのは午後6時。フランスの各地の風景、とても楽しかったです。フランソワーズさん、長時間の運転ありがとうございました!


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やっとディディエさんのお宅に着くと、畑の向こうからゆっくり歩いてくる大柄で長髪な人・・・ああ、ディディエ・ダグノーさんご本人!!!(>_<) ずっと彼のワインが大好きで、ずっとお会いしたかった、長年の夢が今かないました!!!

◆ディディエへの偏愛を綴った日記の一部(笑)
  ・惚れたほうが負け
  ・Niac♪
  ・鶏鍋パーティー (^O^)g


日本に来たことがないという彼は、日本人は珍しそう。ご挨拶は手早くすませ、とりあえず試飲をすることになりました。

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清潔なセラー、ああ、緊張します(>_<)

そして、ダグノーさん自ら(当たり前なんですが!)ワインを!!

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どうですか、この迫力ある風貌!

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樽からシレックスのキュヴェ違いやピュール・サンなど2006を試飲。これがもう美味しすぎて捨てられないんです! ほとんど飲みました、私! ああ、プロ失格〜!

その後、ボトルから2005年ヴィンテージの試飲。みたことのないラベルもいくつかあって、興味しんしん♪ ジュランソンで甘口とか造ってるんですね。。。

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Q.上のボトル達は何でしょう? フフ。



しかし、この試飲の最中もガチガチに緊張した私はあまり話せず、他の方に「大丈夫??」と何度も言われてしまいました。うう、不覚(>_<)

長年あこがれていた人なだけに、オーラを放っている人なだけに、もう固まりっぱなし。。。「ブルゴーニュの生産者では誰が好き?」とまた不意打ちな質問にもしどろもどろな私でした。うう。

そんな質問に合格したのかどうかわかりませんが、夕食時に彼は「kikoはこのワイン知ってるか」と持ってきてくれたのがこちら!!

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アンリ・ジャイエ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントー 1995年。

勿論知ってます・・・。あ、さっき好きな生産者の中に名前を挙げなかったので飲ませてくれるのかしら?? ディディエさんのの白ワインをいくつか飲んだあと、大きいグラス型のデキャンタに移し、注いでくれました。余談ですがこのグラス型デキャンタは私のお気に入りで、同じ趣味?と嬉しくなりました♪ この当たりからじょじょに緊張がほぐれてきました。ふう〜。

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ディディエさんの前にあるのがグラス型デキャンタ。彼が飲んでるわけではありません;^^ 他にもディディエさんのお友達数人と一緒にご飯を食べたわけですが、彼らはアンリ・ジャイエのことは知りません。「ブルゴーニュで真面目に良いワインを造っていた人なんだよ。この小さな区画で有名になったけれど、、、どう思う?」と言葉少なに説明するディディエ。

複雑な香りがたちこめて、素晴らしい味わいでした。他の人たちも「うん、なかなか美味しいね」と静かに味わう。大人でいいなあ、とミーハーな自分をちょっと反省(笑)。でもたぶん一番私がたくさん飲みましたけどね・・・おかわり何度もしちゃった♪ ディディエ・ダグノーに会いに来てアンリ・ジャイエを飲ませてもらうとはこれまた驚きの夜でした。

さあ、翌朝、目覚めてびびびっくり!

一面の雪なんです。降り続いてるんです!!!

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南仏の生産者であるフランソワーズさんもびっくり(笑)。この時期に雪が降るなんて! ディディエさんは「ままあることさ」と驚いてない・・・うーん。そうかあ。ちなみに上の写真はシレックスの畑です。

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雪の中、畑を見せてもらいにまわりました。

なんとサンセールにも彼は畑を買ったんだそう。クロタンの発祥の地、シャヴィニョル!

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その中でも最高の畑、モンダネ! 見てこの急斜面!

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ディディエのモンダネを飲む日が楽しみです!

ディディエさんは見た目はちょっぴり怖いと思いましたが、気遣いある優しい方でした。おみやげにシレックスのさらに上級キュヴェ、アステロイドをいただき、駅まで送ってもらって次回は日本で?と約束をして別れました。フランソワーズさんともここでお別れ。

お2人とも本当にありがとうございました!!! 感謝の連続! フランス語もっと勉強しようとしみじみ思いました・・・うう。

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この後、パリに到着。パリの夜は疲れきって食欲もない・・・ネットで泊まっているホテルの近くを検索してみると、クレープ屋さんがありました。電話してみると親切な感じだったので行ってみることに。

Chez Imogène

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良い感じです♪

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シードル、250mlを3回もおかわりしてしまいました・・

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さあ、本日は再びアルザスに移動〜!


posted by まさきこ at 16:56| Comment(2) | 生産者訪問! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

キー・ワードはミネラル(クロ・マリ訪問)♪

今回、南仏に来たのはクロ・マリに訪問するのが一番の目的でした。

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そもそもは今年の1月にマダムが京都に来られた際にWGでセミナーをしてくださった後、一緒に夕ご飯を食べたのでした♪

ワインの素晴らしさは勿論のこと、フランソワーズさんの人柄に惹かれ、南仏まで来てしまいました!

ゴツゴツした岩山、素朴な風景。ピク・サン・ルーの高い山! 畑の手入れも見事です。

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「ビオディナミは勿論大変だけど、それをするようになって畑の花も増えて病気も減り、ミネラルがしっかり感じられるようになったと思っているわ。あ、ほら! 最初のテントウムシよ!」

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各パーセルごとに細かく説明してもらいました。お天気で畑の香りもとっても気持ちがよい♪

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さあ、いよいよカーヴへ到着!

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樽が並んで・・・

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お、噂のフードルも発見。

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樽に入っている状態から、果実はしっかりしていてもミネラルの主張がしっかりあって、、、凛としています!

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あ、そうそう、忘れちゃいけない、これが見たかったんです

メテリー・ドゥ・クロのエチケットになっているこの人形のようなものは、土の中から出てきた神様(偶像)だそうです。

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実物は思ったより小さい!


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横に何か大きさの対比になるものを置けばよかったですね;^^

そして次の部屋に入ると・・・オオオ! コイツを発見!!

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今まで何度か見かけたことのある、この特殊な形の醗酵槽。笑えるなあ、こんなところにもいるのね、君は。

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大きさの対比のためにフランソワーズと一緒に

笑える見た目ですが大変醸造には良いんだそう。うん、試飲してもその瑞々しさとたっぷりした果実、酸、ミネラル。よくわかります。それにしても笑える、、、、

フランソワーズさんはミネラルのしっかりしたワインが好きだそう。だから他の南仏のワインとは少し違うかもしれないけれど果実だけの強調ではなく、ミネラルがしっかり出たワインを造りたい、そのためには畑の仕事が重要で大変だけどその価値はある、と。うん、私もミネラルがないともう生きていけません(>_<) でも説明も難しいのですよねえ、ミネラルって・・・造るのも難しいと思いますが;^^

「さあ、ひととおり試飲は終わりよ! 少し休憩して、着替えて、お化粧直して、お互いに今よりさらにちょっぴり美しくなってレストランに行くわよ!」

パワフルで素敵だなあ、フランソワーズさん♪

さて、美しくなって(笑)連れていってもらったのは La Reserve Rimbaudというシックでおしゃれなレストラン! 
一皿目には私はアスパラを選択。

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ワインはカシスの白。フランソワーズさんに選んでもらったのでしっかりミネラル入りです(笑)。

メインは帆立の赤ワインソース♪

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こちらには、クロ・マリのワインをあわせました。このレストランにもワインを卸しているフラソワーズさんがお店にお願いして、キュヴェ・シモンの1998年を持ち込みしてくれたのです♪ デキャンタしていい感じ。

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黒い果実の中にスミレのような香り、そして黒胡椒やハーブ、なのにもたつかない、これがミネラルのなせる技? うーん、深い・・・

現在流通中のもの
も、できることならもう少し寝かせてみたいなあ、と思った夜でした。
posted by まさきこ at 06:39| Comment(0) | 生産者訪問! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月28日

ドメーヌ・グラン・クレス Domaine Grand Cres

南仏の岩山の上にある畑を見せていただいてから、カーヴへ移動。

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こちら、つい最近造られた新しいカーヴ。

そうそう、グラン・クレスと言えばやっぱりその経歴も忘れてはいけません。ご当主はもともとはかのDRCの醸造長を務められていました。それが約10年前からこちらに移って自分のワインを造りだしたのです。

名誉あるDRCの醸造長という立場を捨てても自分で造りたかったワイン。いったいどんな味が?!

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ロゼ、白、赤、と順々に試飲させてもらいましたが、どれもこれだけ南に位置しているワインとは思えないほど、エレガントで美しい酸味、勿論果実味はあるのですがきつすぎません。

「さっき行ったあの標高の高い土地でとれるブドウだから、これほど酸も残るしエレガントなのよ」と奥様の言葉。うむうむ。山のてっぺんは風もすごくて寒いぐらいでしたものね。

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最近の南仏といえば樽をしっかり使うところも増えていますが、こちらは控えめにしか使わないそうで、樽も少ししかありませんでした。
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コルビエールで太陽の恵みを受けながらも、その中から究極のエレガンスを求めるワイン。勿論ミネラルだってしっかり。お料理によく合うワインですね(●^o^●) 何よりも岩山の上にある畑の素朴さに感動しました!! 

日本に帰ったらもう一度あらためて飲みたい!


===

その後はナルボンヌまでもう一度送っていただいて、電車の時間まで少しあったのでナルボンヌ散策。

大きな教会。青空が素敵です♪

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中はひんやりと、やはり良い空気。

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そうして無事モンペリエまで戻り、ホテルに帰ってふう〜!

ご飯は何を食べようかなあ? そう、ここ2日まともに暖かいものを食べていなかったのでまたサンドイッチとかだけでは悲しいなあ、と思ってもう一度トラムに乗って街中まで出かけました。

かと言ってそんなに大量にも食べれない・・・と、うろうろしていると、スープとパスタの店、というのを発見。お店の雰囲気も良さそうなのでここにしてみました。

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きけばまだ開店して1ヶ月しかたっていないとのこと。

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白ワインを飲みながらメニューを決めます。ガスパチョとミル・フィーユ・ド・ジゴ・ダニョにしました。

ミル・フィーユ・ド・ジゴ・ダニョって何ですか?ときくと「羊の肉を薄切りにして野菜を間に挟んで焼いているの。おすすめよ」と大変感じの良いマダムが教えてくれたのでこちらのしてみました。

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表面に見えているのは茄子。中にはズッキーニやトマト、そして羊。アツアツでなかなか美味しい♪

デザートはパスしてお茶を頼みましたが、これにもケーキのはしっこみたいなのがついていて私には十分デザート気分。

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赤ワインも美味しかったし、マダムはとっても親切だったし、うん、飛び込みのわりに満足満足♪

やっぱりこちらはライトアップも格好いいなあ、と建物を見ながら帰りました。

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さあ、今日はクロ・マリに訪問&お泊り! 明日は車でロワールまで移動!
楽しみです〜\(^o^)/
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南仏の太陽♪

今日はドメーヌ・グラン・クレスに行ってきました♪ モンペリエから約1時間のところにある、ナルボンヌの駅で待ち合わせ。ご主人はただ今ドイツ出張中とのことで、奥様とお嬢さんの2人が迎えに来てくださいました。

ナルボンヌから何キロも離れた畑への移動中は、ゴツゴツしたむき出しの岩山が見られます。うーん、南仏って感じ!! 「マルセルのお城」で南仏が刷り込まれている私には岩山=南仏なんです♪

ドメーヌ・グラン・クレスの畑は標高約300メートルという高さにあります。ローズマリーやラベンダーが生い茂っています。


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良い香りが漂っていて気分はウキウキします!

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小さい花も咲き始めています♪

そして蕾も、ほら、このとおり。

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太陽は出ているとはいえ、風が強くてまだまだ寒く感じるのですが、でも今までなかった太陽を見るととっても嬉しくなります。夏、太陽の下の時間を大切にするヨーロッパの方々の気持ちもよくわかってきた今日この頃♪

だって一週間も雨と雪が続いて一度も青空を見なかったあとに、こんな気持ちの良い空が見えたとしたら!

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思わず日光浴したくなる気持ち、よくわかりますよね。


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しかし、私も本日は太陽を浴び疲れて今日はもう寝ます;^^・・・明日早く起きれればグラン・クレス訪問を更新します!

お寝坊したら、次はパリからのご報告?♪


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2007年03月24日

シャンパーニュ訪問!

先週はシャンパーニュも訪問していました。

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この日はとっても良いお天気で、春のように暖かくて素敵な日でした♪

最初はガティノワで朝ご飯をいただきました。5月にシャンパーニュ騎士団の授与式がまた東京で行われるのでそのお話など。お恥ずかしながら私も2年前にいただいたので、またパーティには呼んでいただけるそう。これがたいそう豪華なパーティなので楽しみです♪

お話のあと、自分で手作りしたという小屋を見せてくださいました。

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暖房がないから冬は厳しいけど、夏に来たら泊まったらいいよ、と。。。。うーん;^^

面白いかごを発見して写真にとって、さあ次にGO!

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次は3度目の訪問となる、ルネ・ジョフロワ

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去年はじめての試みだったのが、「ブリュット・ゼロ・プロジェクト!」。4生産者のブリュット・ゼロを特別にお願いして販売したのですが、そのうちのひとつがこちらのジョフロワ。

通常のキュヴェよりも長く熟成させてものを出してくださるので、ノン・ドゼとは思えないほど深みがあって私は大好きなキュヴェでした。

セラーで試飲させていただきました。やっぱり好き!


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今年も120本だけお願いして分けてもらいますが、それでもうこのキュヴェは終わりだそうだから、自分の分も買い忘れしないようにしなくては♪

この行程を経ていないのです。

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そしてジョフロワといえば「世界一のロゼ・シャンパーニュ」としても有名ですよね。やっぱりロゼも試飲させて、とお願いするとデゴルジュしてないものしかないんだ、と澱を集めた状態ものを持ってきて・・・

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プシュンッと目の前で澱引きをしてくださいました。早業!

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ドザージュなしのロゼはピノ・ノワールのいきいきした香りがいっぱいでした。

ところで、ジャン・バティストさんは一大決心をされて、アイ村にセラーを移すことにしたそうです。前は会社だったというとっても大きな建物を買い取って現在改修中。そこも見せてもらいました。

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全部やり直しするんですね。「ここにタンクをおいて、ここに圧搾機をおいて、ここに熟成させる瓶をおいて」と、隅々まで案内しながら詳しくお話してくださいました。今はまだ何もないところなのですがもう完璧に決まっているようです。さすが! 私なら覚えてられませんね・・・;^^

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会社の前はやっぱりシャンパーニュを造っていたところらしいのですがここが恐ろしく広い広い!!! 地下のセラーも広くって驚き〜!!! これ全部直すの大変だと思います。。。きけば2009年に全て移転の予定、だとか。それにしても思い切りましたねえ・・・とお話してたら、「まだ若いから大丈夫さ!」と威勢の良いお答え。

娘さんばかり5人いるらしいですから、頑張らないとねえ♪

最後はドメーヌ・ヴィルマールです。こちらも3度目の訪問。

昨年春に京都にも来られたご当主のローラン・シャンさんは、とっても繊細できちんとした方。なんと昨年の日本訪問を特別なアルバムに整理されていて、見せていただきました。

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清水寺、一緒に行きましたね;^^

そしてページをめくって驚き、出た、日出鮨さん!

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こちらはお鮨を握ってらっしゃるところですが、勿論ネタの写真あり、お2人のツーショットあり。日出鮨さんは大層気に入ってくださったと思っていましたが、ここまでとは♪

さて、思い出話も切り上げて、試飲に移りましょう。まずは今回初めて飲ませてもらう、ブリュット・ゼロ

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ドザージュありのものに比べて香りはシャープで味わいはキリリ。「美しい」という表現がぴったりですね。うん、これは入荷が楽しみ♪

ちなみにこのとき、シャンパーニュについて一番詳しい評価本を出版していると言われる、スウェーデンのリチャード・ジュリアン氏も来られていて、一緒にティスティングしたのです!

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ご本人のHPから画像を無断拝借・・宣伝するから許してください;^^

つい最近「シャンパーニュ4000選」って感じの辞書のような詳しい評価本を出した彼は、細身のスーツを粋に着こなして、なかなかの紳士♪ 「今度京都に遊びに行ったら僕も寿司が食べたいから案内してよ」とのこと。みんなお寿司が好きですねえ;^^

彼の評価本を見ましたが、パーカーのように50点を基本点として与える方法ではなく、0点からはじまる100点方式。採点は辛い辛い!

10点台のものもあるし、良いシャンパーニュでもなかなか高得点獲得は難しいようです。

しかし、今回! WG専用のブリュット・ゼロは大変高評価だったんです♪ こっそりつけてるノートをみたら(笑)並みいるグラン・メゾンも驚くほど高得点だったので驚きました。

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その後は10種試飲。クール・ド・キュヴェのビスケットやハニーのような香りが印象的でした(●^o^●)

シャンパーニュはやっぱりとても楽しいのでした♪
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2007年03月18日

ガングランジェでお昼ごはん♪

2年前に偶然、瓶詰め作業を手伝ったのが、ファッヘンアイム(ハイム)にあるドメーヌ・ガングランジェです。

そのご縁でWGでも扱うことになったのですが、特にゲヴェルツがおすすめのドメーヌ。皆さんその美味しさに驚かれます!

さて、「ボンジュール♪」と訪問したら、いきなりラベリングの最中でした。今までは片面しか機械で貼れなかったのが、裏のも貼れるようになったそうですが調整が難しいらしく、一家総出で真剣にラベリング。

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出荷依頼があったものだけのようですぐに作業は終了しましたが、アルザスのこんな小さな田舎の村で(失礼!)家族で作っているワインが日本の我々の手に届いているなんて、本当に不思議な気がします。

あらためてご挨拶。2年前に半日だけお手伝いした私のことは当初覚えてなかったジャン・フランソワさんですが、話していくうちに「ああ、kikoか! ヤアヤア〜」と思い出してくださいました♪

樽からの試飲は12種。

シルヴァネール 2006
ピノ・ノワール 2006
ピノ・ノワール グラン・クリュ Steinert 2006
ピノ(ピノ4種混醸) 2006
リースリング 2006
リースリング ビル 2006
リースリング グラン・クリュ Steinert  2006
ミュスカ 2006
ゲヴェルツトラミネール 2006
ゲヴェルツトラミネール グラン・クリュ Steinert 2006
ゲヴェルツトラミネール ヴァンタンジュ・タルティヴ 2006
リースリング シャンティニエ(栗の樽) 2006

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2006年はなかなか難しい年だったらしく、辛口に仕立てたくても少し甘みが残るかも、とのこと。人工酵母などを足さないからその年によって甘みの残り具合が違うんですよね。でもどれもバランスよくて私は好きな感じでした;^^

さて、次はボトルから。

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シルヴァネール 2005
ピノ(混醸) 2005
ピノ・グリ 2005
ピノ・グリ 2004
リースリング グラン・クリュ Steinert 2005
ピノ・グリ グラン・クリュ Steinert 2005
ゲヴェルツトラミネール グラン・クリュ Steinert 2005
ゲヴェルツトラミネール K 2005

2005はなかなか良い年だったらしく、グラン・クリュは全てフルボディの辛口といった雰囲気でした。

やっぱり私はゲヴェルツが好きです。ここだけこんな感じの特殊な大理石の土壌だそうで

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黄金糖やライチのような香りで、豊富なミネラルは噛めるぐらい;^^ 残糖は7g/Lだそうですから、ちょうど良い感じ。いつ飲んでもいいなあと思います。お客さんにおすすめしても大変評判が良いので嬉しいワインなんですよね。

まだ飲んでない人はこの感動を味わってほしい♪ ゲヴェルツトラミネール グラン・クリュ Steinert 2005!! と、ちょっと宣伝;^^

でもこんな小さい村にありながら、おすすめなのでぜひ飲んでほしいんですよねー。香りが華やかでスパイシーでミネラルもあって、良いワインなんです。良い人が作る良いワイン♪

その後は未来のヴィニュロンと一緒に、お昼ごはんをいただきました。豚肉、良い焼き加減で美味しかったあ♪♪

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SO2なしのピノ・ノワールも飲みやすくて気に入りました。

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帰り際、またしてもおみやげをいただいてしまいました。。(白ワインなんて全く飲まないフランシス達にチャレンジしてもらう予定です)

大変お世話になりました! ジャン・フランソワさんの美味しいワインはしっかりと日本で広めますね〜(ちょっとしか量ないですけど;^^)


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バイバイ♪


===

さて、この日はストラスブールに戻ると近所のレストランが近隣の人を招いて無料で食べさせてくれる、とのこと。「今どきそんな話きいたことない」とフランシスとフランソワーズも嬉しそう。

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料理はパエリア。具だくさんです〜。

今どき珍しいことをするレストランのご当主はこちら。

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変な目線で写ってますが(笑)、とっても楽しいおじさんです。大げさな身振り手振りをまじえて冗談ばっかりを大声で。きけば、イタリア系なんですって。それでまわりの一同「ああ、イタリア人だからか」とすんなり納得してたのにも笑えました;^^

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デザートのミルフィーユも巨大。

そろそろ体重がやばいかも・・・(-。-;)



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ジュラール・シュレールでお泊り♪ (Gerard Schueller)

以前に収穫の研修をさせていただいた、ジュレール・シュレールに、約一年半ぶりに訪問してきました。

コルマールから車で10分ぐらいで、シュレールのあるユスレン・レ・シャトーという村につきます。
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こちら、読み方としてはウースレン・レ・シャトーなのかもしれませんがどうも「ユスレン」に聞こえるので今回はそう書きましょう。

前にも2回来てるからわかるはず、と適当なところでタクシーから降りたら、、、見事に迷いました(>_<) この村、「シュレール」という名前のドメーヌだらけなんです!! 迷うこと30分以上、うろうろしているうちに陽は沈んでくるし、電話してもなぜかつながらないし、人は歩いてないし・・・とあせってきたので他の「シュレール」の一つに入って道をききました。同じ名前だし知ってるだろう、と思ったらビンゴ♪

ああ、ジュレールのとこね、それだったらこの道をまっすぐ行って、左に曲がって、右に曲がって、左に曲がって、もう1回左、と口頭で伝えられて不安になりながらもそのとおりに行くと、ありました。シャンブル・ドット。ほっ。

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こちら、建物自体はかなり古いアルザス様式のおうちですが、シャンブル・ドットになっているお部屋は清潔感があって素敵です。

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少し外を散歩してみました。ブルゴーニュ、シャンパーニュを経て来ると、仕立てが高いのがよくわかります。
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おうちに戻ると、冷えてきたので暖炉に火を入れてくださいました。

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さて、お楽しみの夕食\(^o^)/


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やっぱりワインは文句なしに素晴らしい!!! でも素晴らしすぎて最近はINAOの官能検査にパスせずにヴァン・ド・ターブルに格下げされることが多いとか。変な話です。

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にんじんのスープ。

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サーモンマリネとサラダ。お魚を食べる機会は極端に少ないので嬉しい〜♪

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羊のロースト、アンディーヴのスープ煮、じゃがいも。どれも味がしっかりしてて、かみ締めるほどにうまい♪ ワインはピノをあけてくださいます。

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かなりお腹いっぱいだったのにフロマージュも欲張って全種類食べてしまいました;^^


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そして勿論、デザート。うーん、食べすぎ(>_<)

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ジュレールさんもお腹いっぱいのご様子。ふふ。おやすみなさい☆

・・・・

翌日はまた豪華な朝ごはんから始まります。

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ジャムも全部手作りだそう。紅茶を所望したらこの中から自由に選んで、と渡された色とりどりの缶。

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お庭には木蓮が咲いていました。今回驚いたことのひとつが、フランスにはたくさん木蓮を見かけたこと。なんとなくアジアのイメージだったのですが、違うんですね。

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朝からいくつか畑を見学させてもらいました。

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こちらは「小鳥達の歌」という美しい名前の畑。ピノ・ノワールです。

そうそう、今年は暖かいのでもう芽吹きが始まりそうな気配だそうです。


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この白いところが芽です。わかります? あまり暖かすぎるのも困ったものだ、と皆さんお話になってました。温暖化の影響が顕著に感じられますね・・・恐ろしい。私も何かしなくちゃいけないなあ。

ちなみにどの畑よりもシュレール家の畑が美しかったです。ワインがあれだけ美味しいのも納得ですね!

さあ、次はガングランジェに移動です!



*ジュラール・シュレールのシャンブル・ドットは素朴な雰囲気が味わいたい方にはとってもおすすめ!なのですが、彼らは英語は話せません。ドメーヌには日本人の健二郎さんもおられますが、シャンブル・ドットの仕事をしているわけではないので「ドイツ語かフランス語が必須」とのことです;^^ お気をつけください。
posted by まさきこ at 20:24| Comment(2) | 生産者訪問! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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